グラフ

株価」という言葉は、ニュース番組を見ていれば必ず耳にする言葉です。
日経平均という言葉や、高騰している注目すべき株のニュースは興味がなくても見たことがあるでしょう。
それほど我々の生活に身近な「株」ですが、裁定取引が有名になりすぎてしまい、株の本来の意味を理解している人は少ないのではないでしょうか。この機会に改めて考えてみましょう。
最初に「株とは何か」という答えに対して先に答えておくと「企業に対する資金提供の方法と企業経営を監視するための権利である」となります。
企業はあるプロジェクトを行う際に資金を必要とします。
必ず取引をしている金融機関があるので、そこから資金を調達することが多いのですが、そのプロジェクトが成功する可能性が低いけれど、成功すれば非常に大きい利潤を手に入れられるというような大きなリスクを持ったものであったとすると、貸す事に難色を示したり、予定していた額よりも少ない額しか貸してくれないということも少なくありません。
そういったときに、企業は株式を発行することによって個人投資家に買ってもらうことによって資金調達をするのです。
ただ、そういったプロジェクトはリスクをはらんでいるためそれに見合ったリターンが見込めることを投資家に伝えなければなりません。
それを受け入れたうえで投資家は購入することになります。また、株式の配当、すなわちリターンは売り上げからコストを引いた残余であり損益が出れば配当はありません。
ですから、株はリスクをはらんだものとも言えますが、そのリスクを回避するために企業に対して発言権を持つということも特徴と言えます。
例えば、経営者が不明瞭なビジネスを投資を行おうとしたときはそれを投票などによって止めることが出来ます。
以上の事から、最初に述べた通り、株を持つということは資金提供と企業経営の監視をする権利と言えるのです。